社員インタビュー・第3回(山岡編)

昨年の2月から始まった社員インタビュー企画、だいぶ期間が空いてしまいましたが第3回目となりました。今回は2018年入社・山岡さんの登場です!まだ業界3年目ながら客先でAWS部門のプロジェクトマネージャ的な立ち位置として活躍する、当社期待の若手社員です。どうぞご覧ください!
※このインタビューは2020年1月に収録致しました。現在はコロナウイルス感染拡大防止ため、新規インタビュー収録を中止しています。
インタビュアー:加藤、栗林

加藤 山岡くん、本日は宜しくお願い致します~!
山岡 宜しくお願い致します!
栗林 よろしく~とりあえず飲みましょう!

前職~IT業界を志すまで

加藤 前職って何やってたんですか?
山岡 前職は完全に音楽系の専門学校で、先生をやっていました。僕が専門で教えてたのは”クラシックギター”という楽器ですね。ただその専門学校自体色々な楽器がありましたね。一応すべてある程度は教えられます。
加藤 多才だなぁ、すごいね。
山岡 ある程度ね。得意不得意はありますけど。
加藤 元々音楽はやってたの?
山岡 ギターは高校でやっていて、中学の頃はコンピューター部に入ってました。中学3年間で情報処理検定と日本語ワープロ検定の両方を一番上までを取得して、高校でもコンピューター部に入ろうと思ったんですけど、そこで取れる資格を全部取ってしまっていて、入ってもしょうがないなぁと思って、何か新しい事を始めようと思って入ったのがギター部だったんですよね。
加藤 いやぁ学生時代から凄いね。ギターは元々好きだったの?
山岡 同じ教室の前と後ろの席のやつがギター部入るって言って、担任もギター部の顧問だったので、じゃあギター部で良いかなって思って(笑)
加藤 すごい適当だったんだね(笑)
山岡 でもそこでギターにのめり込んじゃって、それで専門学校に行ったんです。
栗林 そこで運命が大きく変わったんだね(笑)
山岡 そうですね(笑) 元々は薬剤師になろうと思ってたんですよ。
加藤 なんで薬剤師?
山岡 安定してるから(笑)
加藤 色々回り道をしたり考えが変わっていたのですね。
山岡 「今しかできないこと」をやろうって気持ちが強かったですね。
加藤 ちなみになんで音楽の先生は辞めてしまったんですか?
山岡 単純にお給料が低かったんですよね、食っていけないなと思って辞めました。
加藤 で、そこからエンジニアを目指すことになった訳ですけど、なぜIT業界を志望されたのでしょうか?
山岡 やはり手に職を付けないと、という気持ちがありました。元々パソコン部だった事と、叔父がSEだった事でITが身近にあったのと、今の時代の流れで今後IT業界が伸びていくと感じたからというのも理由です。

数あるIT企業の中からテクノクリエイションを選んだ理由

山岡 まず住んでるのが神奈川だったので、最初はそこ辺の企業で面接を受けてたんですが、ことごとく落ちてしまって、ちょっと幅を広げてみようと思い東京で受けようと思って検索した時に一番上に出てきたのがテクノクリエイションだったからです(笑)
加藤 そんな感じで決めてたんだね(笑)
山岡 そうですね。そして面接行ってその日のうちに採用通知をもらったので「ここにしよう」と思って他の面接断って入社を決めました。
加藤 やっぱレスポンスが早いってのが決め手だった?
山岡 そうですね、もし返事が遅かったら入ってなかったかもしれませんね(笑)
加藤 早くて良かったです!!(笑)
山岡 あとは未経験で入った方も多いっていうのが安心材料でもありましたね。
加藤 未経験でテクノクリエイションの研修を受けてどうだった?
山岡 ITILの資格研修ですが、最初は「ふざけんな」と思いましたね(笑) 1日目が終わった時の絶望感が凄かったです(笑)
加藤 そうだよね。分からない単語が山ほど出てくるもんね。
山岡 それでも受けて良かったなって思ってるし、何といっても講師の方の教え方が上手だなぁって感じましたね。毎月未経験の人に教えてる人達から教えられて、今まで人に教えてきた身だからこそ分かる凄さっていうのがあって、そこで色々吸収できた所があったと感じますね。

現在担当している業務

山岡 入社してから3現場を経験し、今のところが4現場目です。現在は某金融系のお客様の基幹システムへ接続するための周辺システムを、自分が構築したAWS環境に移行するという業務を担当しています。
加藤 求職者の中には「クラウド」「AWS」という言葉を知らない、あるいは聞いたことがある程度という方もいらっしゃると思うので、まずはそれが何かを教えてください。
山岡 クラウドって言葉が今世の中にありふれてると思っているんですけども、それが何かって言える人は少ないと思っています。
加藤 「雲」って事しか分からない!
山岡 簡単に言うとその場に物がないNWってこと。例えばAmazonが提供しているAWSとかMicroSoftが提供しているAzureっていうのは、その企業がバカでかいデータセンターをいくつも持っていて、そのリソースを貸してもらうってだけ。まとめると、物は自分で用意しなくてもインターネットさえ使えれば、色々なサービスを使えるってこと。
加藤 例えばどんなサービスがあるの?
山岡 ぶっ飛んだところで言うと、人工衛星が使えるよ。
加藤 え、それ凄いけど何の用途で使えるの?(笑)
山岡 例えば衛星画像からケンシロウにGPSつけて追跡することも出来るよ(笑)
加藤 凄いけど怖すぎ。

客先で苦労したこと、インフラエンジニアの楽しさ

山岡 まず「周りが何を話しているのか分からない」っていうのがありました。最初入った現場が、データにないシステム障害が起こった際にそれを調査して報告するっていうフェーズをやってました。マニュアルを読んでその通りにやるっていう業務では無かったので、その点では未経験ではキツイ現場だったかもしれませんが、自分で調べたり考えたりするところは、そこで学んだって感じですね。

加藤 未経験者の場合は大体マニュアル通りの作業を振られることが多いですけど、山岡さんは最初からスパルタな現場でしたね…。それでも乗り越えて自分の自信に繋げたのはすごいと思います。他には何か苦労したことはありますか?

山岡 チャット!今はSlackとか色々チャットツールが出回ってるけど最初は嫌だったね。
加藤 なんで??便利だと思うけど
山岡 元々メールとか苦手で、相手の感情とか見えないじゃん?口で説明のとは全然違うスキルが必要なので、分からない事を聞くにもチャットじゃ上手く伝わらない事が多くて、文章として上手く纏める力っていうのが足りてなかったですね。今までの音楽とか教えてた時は、言葉で全部解決していたから、書く方は全然やってなくて凄く苦労しましたね。
栗林 ところで技術的なところは苦労しなかったの?
山岡 そこは未経験なので大変ではありましたが、勉強すれば身に付くし、出来なかったらしっかりエラーが返ってくるので何がダメなのか分かりやすいんですよね。
加藤 コミュニケーションは自分の思い通りに伝わってるかどうか分からないし、人によって受け取り方も様々だから大変だよね。
そんな大変な事が多い中、インフラエンジニアとしての楽しみは見つけられましたか?

山岡 色々ありますけど、一つは構築とかでエラーやトラブルで詰まった時に色々切り分けていった中で原因を見つけた時の爽快感ですね。
もう一つは、自分が保守の現場に入ってた時に、同じフロアのお客さんの真後ろの席で障害対応とかしてたんですけど何かあった時に治すと、すぐ後ろから「ありがとうございます!」って感謝された時は「俺がこのサービスを守ってるんだ!」って感じで凄い楽しかったですね。
加藤 インフラは人の目に付きにくい部分だけど、そういう現場に入って直接感謝されるっていうのは嬉しいよね。
山岡 当然、直接関わりが深い分自分の責任も直接反映されちゃいますので緊張感もありますが、その分うまくいったときの喜びも大きいです。

テクノクリエイションの良いところ

山岡 顔が見えるところだと思っています。社長とも話しようと思えば出来るし、物理的に顔が見えるっていうよりも距離が近いっていうのかな。
加藤 いわゆる風通しが良いって感じですかね。
山岡 僕みたいな若造の意見もちゃんと聞いてくれるし、むしろ若い人の意見を求められてる感じが良いよね。まぁ下としては、上にもっと頑張ってほしいっていうのもありますけど(笑)
加藤 おー(笑)
山岡 こういう事も気兼ねなく言えるような上下関係を感じさせない会社だよね。いわゆる先輩後輩みたいなさ。
加藤 確かにあんまり先輩風吹かしてる人っていないよねぇ。
山岡 そうだねぇ。
加藤 まとめると 風通しが良くて若手の声をちゃんと聴いてくれる会社ってことだね。なんか前回の篠崎さんと一緒の感じだからもう一個なんかない?(笑)
山岡 それこそ、教育だと思うんですよね。僕自身未経験で入ったので分かりますが、未経験を育てる力は凄いあると思っています。
栗林 教育の二人の技術力も然りだけど人間力も大きいよねぇ。
山岡 個人的には社内図書!あれも社内に無い本なんかは言ったらすぐ買ってくれますよね。
逆に本屋に無かったら「どこに売ってるかな?」とか「これじゃダメ?」とか聞いてくれるんですよ。
加藤 えぇ!凄いねそんなことまでやってくれるんだ(笑)

テクノクリエイションのここを改善してほしい

加藤 逆に改善した方が良いと思う所ってありますか?
山岡 個人的には評価制度ですかね。成果主義と年功序列をミックスさせた評価制度になっており、平等ではあるんですけど、それにより横並びになりがちかなと感じます。年功序列がベースにあるので腰を据えてじっくり働く事ができるのは安心感がありいい点ではありますけどね。
あとは自社として、中堅層以降の社員のスキルの底上げに注力して、会社を引っ張ってくれる社員が増えればもっといい会社になると思います。
栗林 評価制度については、今の制度が良いと思う社員もいれば物足りないと思う社員もいるのは事実ですね。ただ全員が100%満足する人事評価制度を作るのは不可能に近いので、やはり少しでも不公平感を無くす事が重要なのかもしれません。
中堅層以降のスキルアップについても、ある程度ひとりで立ち回れるようになるとその人自身に委ねる部分が大きくなり、あまり会社主導での教育というのは行われなくなります。定期的な勉強会や自由に受講可能な講座も用意していますが、業務が忙しくて中々参加できないという社員も多いです。山岡さんの案のように、会社からのアプローチが必要かもしれませんね。

これを見ている求職者の方にメッセージ

山岡 未経験で入っても確実にサポートしてくれるのは間違いないので、是非ぶつかってきてほしいですね。ただ、ぶつかって来るからには自分の意志で来て欲しいですね。そうじゃないとこの業界やっていけないと個人的には思います。
加藤 確かに自分の意思じゃないと長続きしないかもねぇ
山岡 これからIT業界も求められるスキルも上がってくると思うんで、そこについていく覚悟は必要です。逆に自分がやるっていう意思があれば、それをサポートする体制は整ってるのでそういう人は是非来てほしいですね。
あと細かく言えば、会社を変えていくっていう人が求められてますよね、変えようと思えば変えられる会社なんで。なので会社を変えてやる!って人はウェルカムですね。

加藤 ありがとうございます。じゃあ最後に恒例の名言的なのください!(笑)
山岡 なんだそれ(笑) じゃあ…うちは上下関係が無く「新人が掻きまわせる会社」ですね。
加藤 素晴らしいですね。山岡さんありがとうございました!
山岡 ありがとうございました!